いつも引っかき傷と瘡蓋で可愛らしいミニスカートを諦めてた10代

私の場合、子供の頃からアトピーでした。
お蔭様で顔には出ないのですが、背中や首、腕や足の膝の裏の柔らかい部分など、身体全体がアトピー症状。
冬は乾燥して肌が痒くなり、夏は汗の塩分でアトピーの炎症部分を刺激して更に痒くなり、とにかく一年中あらゆる箇所を掻き毟ってる状態でした。なので、いつも身体のあちこちは引っかき傷だらけで、酷い時は血が出るまで掻き毟るので瘡蓋もあちこちに出来てしまう程。なので、夏のように半袖になる時期は子供の頃から嫌いでした。
特に思春期の頃は学校の夏服の制服に衣替えされる時期が本当に辛かったですね。みんな、真っ白な綺麗な腕なのに、私だけ引っかき傷だらけでパサパサの赤い色した腕を出さなくてはならないのは、女の子としてはかなり悲しいことでした。また腕だけでなく、膝の裏の部分もいつも瘡蓋が耐えなかったのでスカートも正直いって嫌いでしたね。
制服以外の時は比較的、肌の露出を少なくする為に年頃の女の子が履くような可愛らしいミニスカートとかも諦めてましたからね。
お蔭様で大人になるにつれて症状は治まり、今は疲れたりストレスがある時しか症状は出なくなりましたが、それでも今思い返してもあの10代の頃の青春を返して欲しいって思ってしまいます。